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はっしの多趣味ブログ

専門学生が様々な趣味に挑戦しては飽きてゆく、、、それをログにまとめました。

機材の重さに雲台が耐えられない!買い替えに向けてのコスパ自由雲台4選

こんにちは、はっしです。
もともとマイクローフォーサーズからカメラを初めて、まさかこんなに早くフルサイズのボディを手にするとは思ってもいませんでした。物欲とは恐ろしいものです。
ですが、D600の性能には満足していますし、当分カメラを変えることはないと思います。APS-CのD7200とかにしてたら多分またフルサイズほしいってなってたと思うので思い切ってフルサイズいってよかった。
しかし、以前はコンパクトなシステムだったのにいきなり機材が大きく重くなったことでかなり障害がふえてしました。一つは体力的な問題で、これは体を鍛えることで解決できます笑
もう一つの問題として三脚に乗せるカメラの重量が増えること。私はあまり三脚を使って撮影することはありませんが、いざ使うとなったときにしっかりと固定できない三脚や雲台だと安心してカメラを任せられませんよね。

現在使っている三脚

私は現在ベルボンのUT-50という三脚を使用しています。ウルトラロックという特殊な足の構造をしており、6段の段数にしては足が細くなりづらい構造になっています。とはいっても最長まで伸ばしてしまうと最長の段はかなり細くなってしまうので一段短くして使っています。
推奨積載重量は約2.5kgとあまり余裕はありませんが、脚部180度回転して収納できる構造になっており、これにより畳んだ時に27.5cmというコンパクトさになり、そして、脚部だけで1kgというかなり軽い三脚になっています。いわゆるトラベル三脚ってやつです。
これなら将来もっと大きな三脚を買ったとしてもサブ三脚として十分活躍してくれそうです。

問題は雲台

今まで使っていた雲台はSinvitronというメーカーの中華雲台を使っていました。購入した時点での価格はなんと2,688円。かなりの激安雲台です。ですが、オリンパスのミラーレス機を使っていたときはこの雲台でも問題なく使えていました。しかしフルサイズ一眼レフに変えてから、固定したい部分でしっかりノブを締めてもずり落ちてしまうようになってしましました。各部の作りはそこまで悪くないので値段を考えれば十分な仕事をしてくれたかなと思っています。
一応アルカスイス互換のクランプがついていて、ボールヘッドのノブと水平にパンするノブの両方にゴムのグリップがまかれているので操作性は悪くないです。500gとかそこらの重さのミラーレス機ならこの雲台でも問題ないかな?

買い替えるなら中華雲台?コスパに優れた雲台を探してみた。

まずは名門SLIK(スリック)の雲台。

SLIK 自由雲台 PBH-425 206676

SLIK 自由雲台 PBH-425 206676

最初の雲台はスリックのPBHシリーズの子分。PBH-425です。

●ボール径:不明 ●底部径:50mm ●高さ:95mm ●重量:420g ●底部雌ネジ:U1/4、U3/8両対応 ●耐荷重4kg

現在使用中の三脚UT-50は雲台取り付け部分のベース直径が約50mmなのでだいたいその近くのべース直径の雲台に限定しています。アマゾンで現在11,032円です。フリクション機構も搭載とのこと。
有名メーカーの強みは何といっても加工精度の高さですよね。製品特徴の欄にも「特にパン独立回転部の精度を高め、ロック時の「ズレ」をなくしました。」と記載があります。
このロック時の「ズレ」というのがなかなかにストレスで、せっかく水平がとれていたり、構図をばっちり決めたのにノブを締めると構図がズレてしまったら元も子もありません。
ただアルカスイス互換に対応じゃないのが少しもったいないですね。僕はもっぱらクイックリリースプレート派なので、すこし残念。

価格設定が易しいSIRUI(シルイ)の雲台

SIRUI ハイエンド自由雲台 K-10X

SIRUI ハイエンド自由雲台 K-10X

SIRUIというメーカーのハイエンド自由雲台シリーズの中の「K-10X」というモデルです。
スペックの詳細は

●ボール径:33mm ●底部径:49mm ●高さ:93mm ●重量:380g ●底部雌ネジ:UNC3/8インチ ●最大積載量20kg

アマゾンの価格で現在10,750円です。こちらはアルカスイス互換のクイックリリースプレートが使えます。
ボールを動かす重さを変えるフリクションコントロール機能も付いています。SIRUIというメーカーは中国のメーカーなのですが、価格面と商品のバランスがよく高品質だというレビューを多く見かけます。固定力もなかなかあり、フルサイズ一眼レフ+24-70mmf2,8クラスの重さであれば固定したとき構図がズレないというレビューも見かけました。上位互換のK-20Xとの価格差がほとんどないのでほんとはそちらにしたいのですが、三脚を折りたたんだ時に干渉してしまうので却下です。

Marsace(マセス)の雲台。

MarsaceというメーカーのDB-1という自由雲台です。スペックは以下の通り。

●ボール径:34mm ●底部径:49mm ●高さ:86mm ●重量:330g ●底部雌ネジ:UNC3/8インチ

こちらは先ほどのSIRUIの雲台と比べてボール径が1mm大きく、高さが少し低くて軽い。といったところでしょうか。
こちらは現在アマゾンで13.690円となっています。K-10Xとの価格差は3千円ほどですね。
見た目はMarsaceのほうがすっきりしていてカッコいい。そして軽いのもいいところだと思います。
Marsaceというメーカーは台湾のメーカーみたいですね。中華雲台としてはSIRUIと並ぶクラスだと思うのですが、ネットのレビューか少ないのはまだ日本では広まっていないからでしょうか?

The mide in japan.梅本製作所の自由雲台

圧倒的な製品クオリティで知られる梅本製作所の小型の自由雲台SL-40ZSCです。

プロ写真機材、自由雲台の梅本製作所

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●ボール径:不明 ●底部径:45mm ●高さ:100mm ●重量:240g ●底部雌ネジ:UNC3/8、U1/4インチ

スペックをみると驚異の240gという軽さと小ささに驚きますが、固定力や雲台の剛性感はワンランク上のものだといいます。 簡単に固定でき、固定した時の安定感は抜群。緩めたときぬはるぬる動き、そして小さく、軽い。
トラベル三脚にとって雲台の小ささや軽さはかなり重要ですが、ふつうは固定力も小型化に伴って落ちてしまうもの。ですがこのSL-40ZSCは圧倒的な工作精度の高さでそれを補っているようです。
ネット上の評判を見てもかなりいい製品みたいで、期待できそうです。
価格面は16,500円とさすがに中華雲台と比べてしまうとすこし高いですが、信頼できる日本製の雲台が手に入ると思えば、コスパはいいと思います。またアマゾンや楽天などの取り扱いはなく、梅本製作所ネットショップもしくは東京都の中野にあるフジヤカメラ店で取り扱っているようです。

まとめ

f:id:kzy032:20171123111434j:plain 個人的には最後に紹介した梅本製作所の自由雲台が一番気になりますね。コンパクトでUT-50につけても似合いそうですし、つかっていてストレスも少なそうです。
ですが、ここ最近の中華メーカーの自由雲台もレベルがかなり上がっているみたいで、フリクション機能やアルカスイス互換などはもはや当たりまえ。そのなかでも特に僕が気になっているメーカーを取り上げてみました。しかし、1万円台の価格帯で普通に良い雲台が手に入るのはとてもいいですね。すこしでも参考になればと思います。
以上はっしでした。